エグゼクティブMBA(EMBA)の時代

これまでMBAと言えばフルタイムと考えられてきた。しかし、クロスボーダーのこの時代、真のエリートはEMBAを目指すのだ。

ジョイント・プログラムに関しての考察

Financial TimesのEMBAランキングでも上位を占める2校以上が共同でプログラムを運営するジョイント・プログラムですが
ジョイント・プログラムのメリットは何でしょう?


ジョイント・プログラムの中でも多いスタイルがアメリカのスクールとアジア(香港、シンガポール、中国)のスクールとのジョイントでしょう。
ランキングでも常に上位に入っていて有名なのは、
UCLA - NUS Executive MBA (シンガポールとアメリカ)
Tsinghua - INSEAD EMBA (中国とシンガポール/フランス)
Kellogg - HKUST (アメリカと香港)
EMBA Global Asia (Columbia, LBS, HKUのジョイントでアメリカ、イギリス、香港)
あたりの4つのプログラムでしょう。
更にKelloggに関しては、新しく北京大学のGuanghua School of Managementとのジョイント・プログラム、Kellogg - Guanghua EMBAというプログラムもスタートしています。

このような欧米とアジアのジョイント・プログラムは多いですが以下のようなメリットがあります。

1.講義やディスカッションの際に欧米から、アジアからというワンサイドの視点だけでなく両方からの幅広い視点で学ぶことができる。殆どのジョイント・プログラムでは両校の教授から学ぶことができます。

2.EMBAの中で高いウェイトを占めるネットワーキングの機会が増える。ジョイント・プログラムは、卒業すると両方(3校のジョイントの場合は3校全て)のAlumniとして登録できるケースが多いです。

3.プログラムによっては、2年弱の期間で2校からMBAの学位を取得できる。(例えば、UCLA - NUS)

グローバルな視点で学びたい、ネットワークが欲しいという方にはジョイント・プログラムはお勧めです。企業派遣を検討するのにも非常に良いのかなという気がします。

同時にジョイント・プログラムを検討する際に注意すべきこと、それはやはり長期的に「ジョイント解消」の危機がないかという部分です。数年前に、Columbia - UC Berkeleyの2校はジョイントEMBAプログラムを運営していましたが、2013年でこのジョイントを解消しています。

記事↓↓
Berkeley-Columbia Executive MBA Program to Close in 2013

記事によると、2002年から始まったこのプログラムには600人程の卒業生がいるようですが、母校がなくなってしまうというのはただ寂しいだけでなく、卒業生ネットワークの広がりがストップする事を意味します。やはり学校選びの際に、このプログラムは長期的に本当に需要があるのか?自分に取ってどのようなメリットあるのか?という部分もある程度は考える必要があるのかもしれません。
勿論、学んだ内容に関してその知識が消え去ることはないので、学校に行って失敗したということにはならないはずです。

ちなみにですが、このプログラムでは19か月でColumbiaとUC Berkeley両校からそれぞれのMBAが授与されていました。ですので、ジョイント解消に伴ってどっちかのMBAをギブアップする必要等はなかったようです。


Facebookのサイトもありますのでそちらの方も是非のぞいて見て下さい。
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