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エグゼクティブMBA(EMBA)の時代

これまでMBAと言えばフルタイムと考えられてきた。しかし、クロスボーダーのこの時代、真のエリートはEMBAを目指すのだ。

国内ベースのエグゼクティブもグローバルなEMBAを目指すべき!

 

日系企業に勤務して、日本市場でビジネスをしているなら日本のMBAの方が合っているのではないか…?という意見もたまに聞きます。

確かにここ数年、日本でもMBA教育を日本語や英語で、仕事をしながらパートタイムなどで受けれる環境が整っています。EMBAなどのフォーマットも慶應などのスクールで提供されており、今後もエグゼクティブ向けのMBAプログラムであるEMBAは国内のスクールでも増えていくかもしれません。

 

私は、それでもエグゼクティブの方々はグローバルな海外EMBAプログラムを目指すべきだと考えます。(前回リスクを書きはしましたが…)例え、今のところ日系企業に勤務していて市場は日本のみだとしてもです。

何故そこまで海外EMBAなのでしょうか?

それは、自分が通ったから他人にもそうして欲しい!と、強要しているわけではありません。海外EMBAは日本人のエグゼクティブにとって様々なメリットがあるのです。

 

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まず1つ目、それはやはり市場環境は必ず変化していくからです。

まず、今いる市場が永遠に同様にドメスティックな環境が持続するとは限らないからです。それがたとえ規制に守られていてもです。

まず考えられるのは外資や新規参入等によって既存顧客や市場を奪われてしまう可能性です。例えば、ワールドをはじめ国内大手の総合アパレル企業は業績不振に苦しんでいますが、これは外資のファスト・ファッション企業やオンラインリテール企業に市場を大きく食われたのが不振の原因の一つです。はっきり言って品質に関しては、国内企業の商品は優れているのは間違いありません。ただ、このようにこれまで通りに通常の業務をこなし、良いものを作っているだけでは業績が縮んでしまいかねないのです。

新しいアイディア、新しい市場へ打ってでないと現状維持も難しいという厳しい環境があるのです。

もう一つは、国内市場が飽和状態に陥って成長を続けるには海外にでるしかないという状況に陥ることです。市場が飽和し企業の成長が止まる、これは誰でもわかることですが、売上や利益が伸びない=給料も(株価も)伸びないということです。国内企業のエグゼクティブの方々は社員の幸せのためにも、企業を成長させなければなりません。

例えば、ラーメン屋ですが国内での競争は激化しており、新規出店しても同じ店舗がこれまでと同じように成長するとは限りません。そこで、今見られるのがアジア市場への進出です。日本を旅行してラーメン好きになった人達が、母国でも同じ味を味わいたい、こんな人達に支持され日本のラーメンチェーンはグローバル化がどんどん進み売上も拡大しています。勿論、グローバル化が成功を保証するものではありませんが、グローバル化を成功させるには、現地の市場の情報、知識、そしてネットワークが必要であり、これらはグローバルなEMBAなら必ず得ることができます。

 

国内ベースの方でも海外EMBAに行くべき2つ目の理由、それは海外のEMBAであっても日本の企業のケースが非常に多く扱われているからです。

ちなみにですが、自身が通ったシカゴでは、まず最初にLeadershipに関する授業がありますが、そこではトヨタの生産方式やリーダーシップを学びます。

戦略の授業では、任天堂のプラットフォーム戦略に関するケース、そして規格を争ったVHSとBetaのケースなどがありました。

選択科目で履修した、企業のグローバル戦略といった内容の科目では、オリンパスの不祥事に関してのケースもありました。

多くの日本企業は世界で高く評価されており、その商品や戦略はすばらしいわけです。同時に、不祥事や失敗なんかのケースも以外に多く、日本人として海外のMBAに行けば日本の強みも弱みもしっかりと学べるわけです。恐らく、アメリカ企業以外でここまでリサーチされている国、企業はありません。ま、日本は長らく経済規模世界2位を保っていたわけで、その規模感を感じることができます。

EMBAでは、世界各国から集まった優秀なエグゼクティブが日本に関してどのような考えを持っているかというのも体感できるはずです。そして、日本人にはない新しいアイディアや視点を提供してくれます。こういった新たなる発見や視点は国内ではなかなか得ることはできません。

 

最後にビジネスでも競争環境が激しければ激しいほど、最大限に持てる自身のリソースを使い競合と闘う必要があります。

海外EMBAでは、世界中から最も優秀なエグゼクティブ、またはエグゼクティブ候補が集まっています。そんな中で、日本人が良い成績をおさめるにはかなり厳しい環境であることに間違いありません。

国内企業に勤務し社員や取引先は殆ど日本人、そして競合も日本人だとビジネスの場面で余程のことがないかぎり、”予想外”の展開に出くわす場は非常に少ないのではないでしょうか。そのような自分のComfort Zoneから抜け出し、厳しいグローバルな環境でチームをリードしたり競争したりという場をEMBAは与えてくれます。こういった経験は、国内企業にいても新しい視点を提供するという意味で必ず役に立つはずです。

自分の通ったEMBAのクラスメートの中に、何人かは自分で事業を起こし成功をおさめた方々がいました。その中の一人で、学校に通う前は経営する企業は完全にドメスティックなビジネスを展開する企業だったが、卒業後は、社長自身も完全に海外に拠点を移しグローバルにビジネスを展開する企業に様変わりしてしまったようです。もちろんその後、売上も大きく伸ばすことができたようなのでEMBAは非常に役に立ったようです。

 

グローバルなEMBAは、新らたな道を開いてくれるかもしれません!

 

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