オンライン学位の時代!

これまで学位取得と言えばフルタイムが中心に考えられてきた。しかし、真のエリートはオンラインで海外大学の学位取得を目指すのだ。

アメリカのトップスクールは入りやすくなる。。?!

日本でも、コロナの影響で大学に実際に通えなくなり

バイトもなくなり、授業料が払えないので退学しようと考えている学生が

全体の20%位いるとかいないとかニュースでやっていました。

個人的には、日本の文系の科目だとオンラインでやろうが

大学行って講義受けようがそんな変わらない気もしますが…。

 

さて、アメリカはどんな状況になっているのでしょうか?

アメリカの大学は、寮生活をする学生が多いと聞いたことがあるかと思いますが、

今、コロナの影響で学生達は、皆寮から追い出されています。

そして、実家や他の場所からオンラインで授業を受けたり

といった措置をとっている大学が多いようです。

しかし、当たり前ですが、現状はそんなにスムーズにいっていません。

 

Bloombergにこんな記事がありました。

”Angry Undergrads Are Suing Colleges for Billions in Refunds”

要は、多くの学生が学費を返せと学校を訴えているわけですね。

 

NBCのこんな記事もありましたね。

”Unimpressed by Online Classes, Students at 26 Schools, Including Drexel, File Lawsuits” 

オンライン学習に満足いってない学生が学校を訴えはじめている。

 

といった感じで、今アメリカの大学ではオンラインに満足いってない学生たちが

学費を返せと言って、訴訟を起こしはじめてるようです。

これはIVYリーグのコロンビア、ブラウン、コーネルなどの学校も同様に

学生から訴えられているようです。

アメリカの大学の学費は、年間500万円以上するところもあるので

オンラインだけで寮も閉鎖、図書館も使えない、学生同士の交流もない

となれば、そもそも学費が高すぎるという論争がずっとあった中、

このコロナパンデミックに便乗し「学費返せ!」となるのは

もしかしたら自然な事なのかもしれません。

 

さて、今後アメリカの大学はどうなるでしょう。。。

このコロナパンデミックが長引けば、

アメリカのトップスクールに色んな意味で入りやすくなる可能性があります!

これは、日本人で留学を考えている方には良いニュースかもしれません。

日本に関していうと、コロナが長引いても

東大に入りやすくなると考える人はあまりいないように思いますし

実際、入りやすくはならないでしょう。

では、何故アメリカの学校は入りやすくなるのか?

色々なケースが考えられます。

 

1)今後もオンライン授業だけなら、学費が高いIvyリーグに行くより

安くてオンラインに強い学校に行くという層が増える → トップスクールの

受験者減。

 

2)経済的に厳しい家庭が増え、高い学費を払おうとする層が減る。

(アメリカのトップスクールは成績優秀者以外は超高額の学費を支払います。)

 

3)ビザが下りにくい状況が続き、留学生のアプリケーションが減る。

ちなみにですが、ビザと大学の合格は別プロセスです。

しかし、状況が改善せず、ビザが下りないだろうから受験をやめよう

という流れになるかもしれません。よってこれは受験者減でチャンスです。

 

4)トップスクールが学費を下げる?! 競争率は上がるかもしれませんが、

学費が下がれば、優秀だけど学費がネックな留学生には有利かもしれません。

 

5)各学校がオンライン学位を増やす。通常、オンライン学位の学費は、

通う学部よりも安いのが通常です。そのかわり、多くの学生を受け入れがちです。

よって、学部を選ばなければ間違いなく入りやすい状況が生まれるかもしれません。

 

 

とまぁ、色々なシナリオが浮かんでくるわけですが、

少し前に自分はColumbia Universityのある修士を受けようかと

迷っていました。結局、学費も高額なのでやめたのですが、

なんと、最近驚きのメールが届きました。

それによると、今色々と大変でしょう。。。

よって、コロンビアは受験者に以下の措置を取りますと。

 

ー GRE/GMATは免除

ー TOEFLに関しては、オンラインで受けれるDuolingoのテストでOK

ー 海外の学校を出た人の成績と学位のチェック不要

 

なんと、Ivyリーグのコロンビア大学、こんなに要件下げちゃうんですね。

コロンビアに限らず、アメリカのトップスクールは入りやすくなる。

これは間違いない気がします。

アメリカへの留学を考えている方、

今後も、しばらく細かくリサーチを続けると良いかもしれませんね。